…for you.
恋のある風景



ひとりきりで吹くしゃぼん玉は、それが美しければ美しいほど淋しいものです。
柔らかな春の日射しを浴びて、キラキラと輝きながら、そしてパチンと割れてしまうしゃぼん玉。
あなたに逢えない日のしゃぼん玉は、もろく、はかなく、吹けば吹くほどに淋しさが募るようです。

haiku&words by Chinami Nakashima/photograph by Mamoru Minamiura


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